地元の名物和菓子、経堂の土地名の由来になった逸話に因んで創製しました。
表面の皮はカステラ風生地(中華生地)で、中には柔らかく練り上げたお餅(求肥)を包みました。
【原材料名】
砂糖 (国内製造)、卵、小麦粉、 上新粉、白玉粉、水飴、
寒天、味醂/ トレハロース
【栄養成分表示】(1個当たり)
熱量 188Kcal、 蛋白質 2.5g、 脂質 0.8g、炭水化物 42.6g、
食塩相当量0.1g (推定値)
むかしむかし、中国から日本に移り住んだ
「松原土佐守弥右衛門(まつばらとさのかみやえもん)」という江戸幕府お抱えの医者様が、この土地に住んでました。
この先生は、たいへんに勉強が好きで、たくさんの本を持っており、村の人達は先生の家にうず高くつまれた本をみて、
「あれは、お経の本だ。」と思い込み、いつの間にか、先生のお屋敷をお経の書物をおさめたお堂として、「経堂」と呼ぶようになりました。
世田谷区経堂の地名のここから始まったとされています。
この先生はお医者様として村人たちの病をなおすだけではなく、「仏教を通して村人たちの心も豊かにしてあげたい」 と思い、自分の家をお寺につくりかえ、お坊さんをむかえるようにいたしました。
これが経堂駅の福昌寺のはじまりだともいわれております。
「松原土佐守弥右衛門(まつばらとさのかみやえもん)」先生の家にうず高く積み上げられたお経の巻物をイメージして、和菓子経堂を作成しました。
勉強好きであった、先生のようになれるように、あやかりたいものですね