招き猫の逸話に因んだ「招福もなか」


世田谷屈指の名刹である豪徳寺。

その豪徳寺が井伊家の菩提を弔うきっかけになった、とされる招き猫の逸話に因んで創製しました。

また、豪徳寺が、和菓子亀屋の創業者の菩提寺であることにも因んでいます。

こしあん、白あん、つぶあんの三種類のあんを用意しました。世田谷みやげに認定された「招福もなか」

 

【原材料名】

 砂糖 (国内製造)、小豆、 大手亡豆、糯米、栗、寒天、

 水飴/トレハロース、 着色料(赤色3号、105号)、

 クチナシ色素  


【栄養成分表示】(1個当たり)

 ・こしあん(白招き猫)熱量88kcal、たんぱく質 1.4g、脂質0.1g 、炭水化物20.9g、食塩相当0.0g (推定値)

 ・白あん(ピンク招き猫)熱量 89kcal、たんぱく質1.3g、脂質0.1g、炭水化物21.0g、食塩相当0.0g (推定値)

 ・つぶあん(茶色招き猫)熱量 112kcal、たんぱく質 2.0g、脂質0.2g、炭水化物 26.1g、食塩相当0.0g (推定値)

 


招き猫物語


世田谷には、招き猫発祥の地とされる豪徳寺(ごうとくじ)というお寺があり、桜田門外の変で暗殺された大老の井伊直弼(いい なおすけ)のお墓もある事も有名です。

 

その昔、この豪徳寺付近には彦根藩(現在の滋賀県)の井伊家の飛び地領がありました。

(世田谷区の一部は彦根藩の領地だったんです)

 

その昔、彦根藩二代目領主の井伊直孝(いい なおたか)が鷹狩りへ行った帰り、豪徳寺近辺で雷雨に遭い、豪徳寺の門前にあった大木の下で雨宿りをしていました。


その時、寺の境内から白い毛の猫が手招きをしているのが見えました。

 

直孝がその猫に招かれるまま、豪徳寺の境内に入ったところ、先ほどまで雨宿りをしていた大木に雷が落ち、危ういところで難を逃れることができました。

 

直孝はこの猫と豪徳寺に感謝し、寺にたくさんの寄進をし、井伊家の菩提寺としました。

これが、「招き猫」の由来となった伝説です。


ちなみに、滋賀県彦根のゆるキャラの「ひこにゃん」は、もと、彦根藩の領地であった、この豪徳寺の招き猫がモデルで、「赤備え」と呼ばれた井伊軍団の赤い兜をかぶったものとされています。

滋賀県彦根市の「ひこにゃん」と、遠く離れた東京都世田谷区の招き猫にそんな関係があったとは、、驚きですね!

 



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